わたしたちまちの編集社は、
ひとりひとりが当事者として、
まちの声に耳を傾け、
起きていることに目を向けて、
未来のことをともに考えます。
創造的な力で、
地域の価値を伝え、
課題を解決し、
このまちの、あなたの、わたしの、
みんなの明日をともにつくります。
まちの編集社は、しののめ信用金庫が運営するプロジェクトチームで、信用金庫職員と地元のデザイナー・ライター・編集者らが協働し、ソーシャルな活動や地域の価値を伝えることのサポートを行います。地域や地元企業の課題に対し、これまで信用金庫が提供してきた金融的な提案に加え、編集やデザインといったクリエイティブな力による解決案を提供することが可能になります。事業の対象地域としては上信電鉄沿線地域からスタートし、他の地域へと広げていく予定です。
また、ウェブメディア「つぐひ」の運営を通して、群馬の日常の魅力を伝えていきます。
「まちの編集社」は、しののめ信用金庫と、地域のデザイナーなどのクリエイティブ人材とのコラボレーションによる新しいプロジェクトです。
地域の中には、様々な地域資源があり、また、社会課題の解決に向けた素晴らしい取組みをされている方もいます。しかし、こうした資源や取組みが意外と地域の内外で知られておらず、潜在的なフォロワーに届いていないのが実態です。このままでは、地域の課題は解決されないし、徐々に地域の豊かさと多様性が失われてしまいます。
そこで、デザイン力を含めたクリエイティブな力に着目し、この力によって、地域資源やソーシャルな取組みの価値を再発見し、磨き上げることにより、社会的インパクトを高めて地域の内外に伝えていく。これが「まちの編集社」の狙いです。
今回のプロジェクトは、当金庫の企業理念である「愛本位主義」の1つの実践です。当金庫の役職員と地域の方々の間で、自分たちの力でより良き地域をつくっていく意識が醸成され、地域の創造的で持続的な発展につながっていけば、と願っています。
まちの編集社は2人の編集長を中心に、
プロジェクトごとに群馬に所縁あるクリエイティブな人材を集めて
チームを結成して活動します。
ogiwaratakao design代表/REBEL BOOKS店主
グラフィックデザインを中心に編集・コピー・ライティング等も請け負う。
書店主でもある。
1979年生まれ/高崎市出身/高崎市在
Maniackers Design 代表
グラフィックデザイナー/アートディレクター/フォントデザイナー
1974年生まれ/沼田市出身/高崎市在住/1995年 Maniackers Design設立
つぐひ
群馬の日常の魅力を伝えるウェブメディア『つぐひ』を運営しています。日々の暮らしの中では当たり前に思いがちだけど、実はそこには素晴らしい魅力と物語がある。“何もない”と言われた街で人・物・食の関係性を結び豊かな日常を生み続ける富岡のスーパーの話や、世界中から慕われる西上州の里山の物語、惜しまれながら閉じられた静かな愛のものづくりの記録など、独自の眼差しによる記事で、群馬の豊かな日常を伝えています。
→つぐひサイトはこちら
しののめテイクアウト&デリバリーガイド
コロナ禍で需要が高まったテイクアウトやデリバリー。しののめ信金が本拠地を置く富岡市周辺では家族経営的な小さなお店が多く、即座にそのニーズに対応するにはネット発信が課題でした。そこで信金職員が各店の力になりたいと、2020年4月にテイクアウト&デリバリー情報をまとめウェブサイトをプライベートで開設、後にその意義を汲み信金の正式事業となりました。地域の食の魅力を伝えつつ、現在も発信を続けています。
→しののめテイクアウト&デリバリーガイド
湯けむりフォーラム
群馬県の新プロジェクト『湯けむりフォーラム』の運営に参画しています。Withコロナの中、全編オンラインで開催。群馬の未来を考えるトークセッションやエンターテイメント中継など様々なコンテンツを配信しています。まちの編集社は、ロゴなど各デザインのディレクション、ウェブサイト制作運営、レポート記事作成、SNS運用、テーマ音楽制作と、持てる力を総動員して、フォーラムと参加者を結ぶお手伝いをしています。
→湯けむりフォーラムはこちら
上信電鉄ポスタープロジェクト
「日々がちいさな旅になる」をコンセプトに、上信電鉄の全21駅の沿線の魅力を発掘し、思わず各駅に途中下車したくなるような連作ポスターを制作。沿線での撮影は済んでいて、まもなく全駅のポスターのデザインが出揃います。企画はコロナ禍以前から進んでいましたが、日常からすぐ足を伸ばせば出会える心潤う場面をPRする趣旨は、図らずも時節にマッチすることに。しかるべき時期に、全21ポスターを一挙に展開します。